今日は、クネイトラへ行こうと思ってた。
が、昨日ちょっと疲れが見え始めたんで、体調次第やなとも思っててんけど、やっぱり今しかないしってことで、がんばって行くことにした。
クネイトラは、その昔イスラエルに占領され、破壊された町。
その町が、イスラエルの行った残虐行為を記録として残すために、廃墟のまま修復されることなく30年以上保存されている。
現在では、国連監視下の非武装地帯となっており、シリア内務省でパーミッションを取れば、政府公認のガイドに付き添われて、観光客でもこの町を訪れることができる。
宿のフロントで、パーミッションをもらう内務省とクネイトラの見所(病院、教会、モスク、国境)をアラビア表記してもらうと、内務省へ向かった。(AM8:10)
乗ったタクのおっちゃんが行き先を間違えるとゆうハプニングがありつつも、30SPでいけた。
情報ノートには、30〜40SPって書いてあったのに、回り道した割には意外に安かった。(AM8:30)
パスポートを渡してしばらく待つと、パーミッションは30分くらいで発行された。(AM9:00)
バラムケまでセルビスで行き、バナナを買い込むと、ハン・アルナハン行きのセルビスに乗り込んだ。
その中で、簡単な書類(氏名や生年月日等)に記入をして、出発。(AM9:25)
ハン・アルナハンに着くと、セルビスを乗り換え、しばらく走ったところにあったチェックポイントでパスポートとパーミッションを提示。
すると、政府公認のガイド(とゆーか監視役。。。)が乗り込んできた。
このガイドは日によって変わるらしく、あんまいい噂は聞かんかってんけど、今日の人は見た感じはけっこういい人っぽかった。
で、クネイトラ到着。(AM10:50)
言葉で語れるような所やないね、ここは。
陳腐な表現やけど、戦争はあかんよほんま。
クネイトラの町には、全く人が住んでへんのかと思いきや、そーでもなかった。
ほんの数人らしいけど(5人?)、崩壊した家の中に住んでる人がいるらしい(確かに子供を見かけた)。
こんなところでも、我が家は我が家とゆーことやろか。
結局、今日のガイドはすっげーいい人で、うわさどおり英語はしゃべれんくて無口な人やったけど、イチジク採ってくれたり、ミニミニリンゴ(小指サイズ、でもちゃんとリンゴ)採ってくれたり、帰りはハン・アルナハンで乗り換えのセルビスの場所を教えてくれたりもした。
うわさじゃ、ここのガイドは全くやる気がなくて最悪やって聞いててんけど、やっぱりそれも人によるみたい(デブなガイドが来たらアウトってゆう噂)。
途中にいたシリア人兵士達も、シャイを2杯もくれたりしてめっちゃフレンドリーやったし。
町の一番奥に、国連の駐屯所?があることを知らんかったから、そこに行きそびれてまったんだけがちょっと心残りにはなってんけど、がんばって行って良かったと思えた。(PM12:05)
14時過ぎに宿に戻ると、昨日の夜に話をしていた日本人のにーちゃんがロビーにいた。
ちょっと話をしていると、どんどん日本人が集まってきて5人になった。
それからかなり話し込んでまった。
今まで旅してきたとこの話とか、これから行くとこの話とか、旅立った後のジャンプやマガジンなんかのその後の展開とか。(笑)
日本人いっぱいで話をしてると、ここは日本か!?て思ってまうくらいやったけど、いろんなとこ行ってるやつの話を聞くのはおもろいし、参考にもなるし、たまにはいいかも。
聞いてていいなと思った所は、サラエボ、ベオグラード、クロアチア、イスラエルやろか。
次の旅の一考に加えてみよっと。
ちなみに、集まったやつの中には19歳が2人もいて、俺もそんな早く世界に出てたらな〜て思った。
更には、みんな学生で、俺だけがダントツでおっさんやった。(T_T)
18時過ぎ、そろそろ行動することにした。
まずは、明日ヨルダン行きする前に、SP→JDに両替しておくことに。
その途中、パルミラで会った日本人夫婦に再会した。
やっぱり、中東は上から下るか、下から上るかやから、再会する確率は高くなるみたい。
が、両替所に行っても、銀行に行っても、JD→SPへの両替しかできへんかった、、、そんなもんなんか?
まぁ、何とかなるか。。。
気を取り直して、旧市街のスークへ。
新市街で売ってたものがほとんど服だけやったのに対して、こっちは服+雑貨。
さすが、ここで探して見つからんもんはないとゆわれるところ。
で、スークはやっぱり、客引きが凄い。
特に、絨毯屋は。
何で、やつらだけあんなに日本語知ってるんや?
他のやつは知ってても、あいさつくらいやのに。。。
その辺は、トルコと一緒やな、、、トルコほどしつこくないだけいいけど。
それにしてもこの国は、何で客を呼ぶ時だけ「ムッシュ」(仏語)なんやろう・・・。
昔、仏領やった??(どーやら、そうやったみたい)
ライトアップの時間を狙って行った、ウマイヤド・モスク(イスラム教第4の聖地)はめっちゃキレイやってんけど、中には入れんかった。
入口にすっげー人が集まってて、どーやら今日は何かがあるみたいやった。
なもんで、何やろうと思って、しばらく待ってみることに。
待ってる間に、ダマルヘンディ?を飲ましてもらったり(ダマルヘンディって何や?めっちゃおいしかってんけど)、なぜか写真を一緒に撮ってくれ!ってゆわれたり、いつもながらにーちゃんにしつこくからまれたり。
が、しばらく待っても、大集合の理由が分かる気配はせんかった。
てことで、もーいっかて感じで、宿のみんなが良いってゆってたハマムに行ってみることにする。
が、教えてもらった所にハマムはなかった・・・。
休みとかってゆうわけでもなく、全く痕跡もなかった。。。
近くにもう一軒あってんけど、こっちのことをゆうとったんやろか?
じゃあってことで、そっちに入ろうかとも思ってんけど、ハマムってけっこうピンキリやから、はずしたら嫌やな〜と思ってやめといた、まーいいや。
しばらく、またスークをぶらぶらする。
けっこう際どい下着屋とかもいっぱいあるねんけど、みんな店番はおっちゃんで、女の人は買い物してる。
この時間だけなんかもしれんけど、男が全く働けへんトルコとは真逆やな〜。
隣の国やのに、こうも違うんはおもろいね。
それにしても、ダマスカスには猫が多い。
そこかしこに山ほどおる。
繁殖しまくりやし、子猫とかめっちゃカワイイねんけど、むやみに触るんはちょっぴり躊躇。
触らぬ神に祟りなし。。。(謎)
一通り回ると、宿に戻った。
また日本人が増えてる・・・。
中には、久しぶりに宿に泊まるとかってゆってる女のコも、、、どんな生活してきたんやこのコは・・・。
てことで、4日目終了。
明日からヨルダンか、シリアもっといてーよ〜〜〜。
【本日のお宿】 【本日の収支】
アル・ラビ・ホテル 150SP(ルーフドミトリー)
・隣にあるアル・ハラメイン・ホテルとともに有名な安宿、日本人も山ほどおる
・ドミはお世辞にもキレイとはゆえない
・ロビーは凄い広くてキレイ
・情報ノートかなり有り
|