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2005/8/31 シリア→ヨルダン

国境越えとなると、イミグレでどんだけ時間かかるか分からんしてことで、7時前には宿を出た。
別れの挨拶ができんかったやつもおってんけど、それも含めて一期一会やんね。

なぜかまた、けーすけと一緒に移動。
けーすけは、昨日の夜遅くに俺が泊まってた宿にやって来てんけど、ダマスカスはスルーするらしい、、、いいのか!?
もったいない気はするねんけど、まぁ本人がいいってゆってるんやし、いーんかな。
一人旅なんて、自分のやりたいよーにやるんが一番やしね。

7時15分にバスターミナルに着くと、ちょうど出発待ちのバスがあって、俺らが乗り込んだ瞬間、バスはアンマンへ向けて出発した。
俺らの前の席には、ミーハー?なおばちゃんが座っていて、俺らの方を向いては「hello!」とかゆってきて、きゃっきゃ笑ってた。
その横で娘さん?が、お母さんたら、、、って感じでたしなめてて。
実はこんな感じで、けっこうおばちゃんはミーハーやったりするんよね。
子供も含めて、若い女のコは基本的に素無視やのに・・・。
逆の方がええのにな〜とか思ったりして。。。(笑)

このおばちゃんはその後、アメとかクッキーとかをくれた。
そして、(たぶん娘さんの)携帯で、いきなり写真も撮られた・・・。
別にいーねんけど、一言くらい何かゆってよね。(笑)
ま、楽しそうやし良かった良かった。

国境は、外国人は少なかってんけど、アラブ人がすげーいっぱいおって、ちょっと時間がかかった。
その途中、ヨルダンの入国審査でビザ取得のために並んでると、「日本人OK!」って。
タダやとは聞いてたけど、まさか日本人なら顔パスになってるとはね。
さすがジャパンブランド、ほんまにビザなしで入国できたよ。
でも、入国のハンコと一緒に、「ONE Month〜」ってゆうハンコが押されてたから、もしかしたらこれがビザなんかも?

アンマンには、12時過ぎに到着。
5時間か、、、やっぱりけっこうかかったな〜。
とりあえず、街の中心まで行こうとした。
が、、、セルビスが分かんねー!!
シリアのセルビスは全部ワゴンタイプで、屋根に行き先が書いてあって、一目でセルビスやって分かったのに、ヨルダンのセルビスはふつーにセダンタイプらしく、ふつーの車と全く見分けがつけへん・・・。
黄色がタクで、白がセルビスなんかと思いきや、白いタクもあるみたいやし、、、何が何やらさっぱり。。。
親切なヨルダン人が止めてくれた車も、セルビスなんかと思ったら、タクやったし・・・。

わけ分からんくて、もーいいやってことで適当に乗った車は、これもセルビスやなくてタクやった・・・。
そして、100%ボッタくられた。。。
まぁ、入国初日は仕方ないかな。

そして、けーすけとはここでお別れ。
もうさすがに会うことはない、と思う・・・。
けーすけはアンマンに残り、俺はそのままぺトラへ。

ぺトラ行きのバスは、ワヘダットってゆうバスターミナルから出てるらしかった。
てことで、ワヘダットへ行くかをしっかり確認して、市バスへ乗り込んだ。
そしたら、ふつーに街中で降ろされた・・・。
シリアでは、バスターミナルってゆう単語を付けんくてもいけたから、同じようにワヘダットてだけしかゆわんかったら、どーやらワヘダットってのは町の名前でもあるらしく。。。
仕方なく、改めてバスターミナルへの行き方をその辺の人に聞いたら、初めに声を掛けたおっちゃんがいい人で、めっちゃ親身に教えてくれた♪(結局、その教えてくれたことは間違っててんけど・・・)
通りの向かい側から黄色いバスに乗るんだ、ってゆわれたから、そのとおり来たバスの運ちゃんにワヘダットに行くか?って聞いたら、行かへんってゆわれて。。。
仕方なく次のバスを待とうとしたら、すぐに10人くらいに囲まれて。
1人だけちゃんと教えてくれようとしたおっちゃんがおってんけど、その人がおらんくなると、もうその他はクソの集まりやった!!
10人が10人、わざと1人ずつ全く違うことを言い出して、完全に俺をおちょくってきた。
そしたらそのうち、四方八方から、押せや小突けやで、もう滅茶苦茶で!!
それが好意ある感じやったらまだいいねんけど、明らかにおもしろがっておちょくってるだけやったし!!

ヨルダン人、クソやねクソ!!

ほんま、終わってる・・・。
同じアラブ人のシリア人は、あんなに優しかったのに。。。
この違いは何なんですか!?
もちろん、たまたまこいつらがクソやっただけで、ヨルダン人にも良い人はいっぱいおるんやろーけど、やっぱ第一印象って大事やん?
俺のヨルダン人の第一印象が「クソ」やったってことは、これからも変わることのない事実やしね。

結局、気分を落ち着かせながら、30分ほど歩いてバスターミナルまで行った。
実は、適当に進んでてんけど、方向合ってて良かった。。。
バスターミナルの端の方で疲れて休んでると、前に止まってた車のおっちゃんが戻って来て、今からアカバまで帰るから乗せてってやろーか?ぺトラに行くなら、アカバへ行ってからでもいいじゃないか?って。
俺の日程に、あと1日余裕があれば、これ以上ない申し出で、めちゃめちゃ一緒に行きたかってんけど・・・。
良い出会いやったと思われるのに、すっげーもったいなかった。。。
でも、捨てる神あれば、拾う神ありやね♪(笑)

てことで、予定どおりミニバスで、ぺトラ最寄の町ワディ・ムーサへ向かう。
途中、乗り換えなんか、砂漠の真ん中でミニバスを降りていく人がいてんけど、ミニバスやから、次いつ来るか分からんし、大変やな〜て思ったりした。

そんなこんなで、ワディ・ムーサ到着。
ペトラ(ワディ・ムーサ)、あんま観光地化されてないとは聞いてたけど、まさかこんな良いところやとはね。
泊まったゲストハウスの立地が良かったてこともあってんけど、眺めはすっげーキレイやし、いい感じでアラビア音楽は流れてるし。
それ以上に、雑音といったもんが全然ないし、これは予想以上に良いとこやった。
ぺトラってかなり有名なはずやのに、こんな観光地化されてないんは何でやろ!?

宿には、尚志ってゆう日本人が一人いた。
こいつも、大学2回の学生やとゆーこと。
やっぱ、ちょうど夏休みの時期やし、ほんと学生が多いね〜、若いね〜。
尚志は、初の一人旅らしかってんけど、初一人旅に中東を選ぶって、なかなか良いセンスやな。
こいつがすげーいいやつで、宿の人にもめっちゃ気に入られてた。
それにしても、独学で英語をマスターしたらしく、欧米人ともふつーに話してるし、凄いやつや。。。
毎度のことながら、やっぱ英語がしゃべれたらいーよな〜、コミュニケーションができるかできへんかでえらい違いやよな〜と思った。

夕食は、どっか安い店探して食べようかと思っててんけど、尚志が宿でとるってゆうから俺もそーすることにした。
ビュッフェタイプらしーんで、久しぶりにお腹いっぱい食べれるー。
しかも、嬉しいことに野菜メインやし。
ただ、3JDとちょっとお高めなんが問題やったけど。
(尚志からは2JDって聞いててんけど、それは尚志が宿の人に気に入られてて&3日間シングルに泊まってたからかもしれん、ちなみに俺は1泊予定でドミトリー、でも実は学割?で2JDになるってゆう噂も)
でも、味は美味しかったし、けっこう満足やった。

それにしても、この宿は凄い宿や。
オーナー夫婦の他に従業員が3人くらいおるし(たぶんベドウィンの人)、車はめっちゃ新しいし、内装も凝ってるし。
確かに、料金は若干高めやけど、かなり儲けてるか金持ちなんやろな〜。

夕食を食べていると、そこかしこで花火が挙がった。
ここら辺では、夏場が結婚式のシーズンやねんて。
今日は4組も結婚式があるらしく、それで花火がいっぱい挙がってたみたい。
てゆーか、ここら辺でも花火とかってあるねんな〜。

今日は1日移動でしんどかった〜。
う〜ん、それにしてもここはほんと良い町や♪


【本日のお宿】  【本日の収支】
 ヴァレンタイン・イン 2JD(ドミトリー)
  ・宿も部屋もキレイやし、宿から見える夜景もとってもキレイ
  ・オーナー夫婦の奥さん(イタリア系?)がちょっとクセあり、この人とうまくやれれば楽しく過ごせる
  ・ペトラへの送迎あり
  ・3JD(学割2JD?)で夕食を食べることができる、若干高いが野菜メインなんでパッカーにはいいかも
  ・ペトラがロケ地になった「インディ・ジョーンズ〜最後の聖戦〜」のビデオ有り、ただしもちろん英語
  ・情報ノート有り


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