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2005/8/29 クラック・デ・シュバリエ

今日は、6時くらいに出発しようかと思ってた。
が、バスがほんまに9時からしかなかったら嫌やから、気持ちゆっくりして7時に出ることにした。

お金を払おうと思うも、宿のにーちゃんがロビーで爆睡してて、全く起きる気配がなかった・・・。
かなりの勢いで起こしてんけど、全く起きようとせーへんし、ここまで寝起きが悪いやつは始めて見たかも。
宿代は150SPやってんけど、運悪く500SP札しか持ってなくて、どーしてもお釣りをもらう必要があった。
これを置いていってまうと、文無しになってまって、バス乗れんくなってまうから。。。
もう1回起こしてみるも、やっぱり全く起きる気配はなく、、、仕方なくそのまま行くことにした。
ちょっと罪悪感は感じてんけど、俺悪くないよね?全然起きんかったにーちゃんが悪いんよね?
でもきっと、あの日本人、金払わんと出て行ったーって、起きたらめっちゃ文句ゆってるかも。。。
でも逆に、全然何の問題にもなってないかも、かなり適当なにーちゃんやったし。
とりあえず、これであのにーちゃんに、日本人に対して悪いイメージを持たれてもーてたらごめんなさい。
誰かこの宿(スプリング・フラワー・ホステル)に行くことがあって、もしにーちゃんが怒ってたら謝っておいて下さい。m(_ _)m
バスターミナルに行くと、やっぱり8時発のバスがあった。
そらそーよね、始発が9時ってわけはないやろし。
むしろ、きっと6時くらいからあったはず。

中東の旅も、3日目ともなると、少しは慣れてきた感じがする。
とにかく、アラブ人はめっちゃ親切や。

2時間でホムス到着。
何で、ホムス〜ハマ〜アレッポが1時間+2時間弱で、アレッポ〜ホムスが2時間なんやろ?
ハマってそんなに大きな道からそれてんのかな?地図ではそんな風には見えんねんけど。。。
ちょっと不思議〜。

で、着いたバスターミナルが、昨日のバスターミナル(ミクロバスターミナル)とは違うとこやった!
まじで・・・!?ここは、どこ・・・??
おっと、困った、、、まぁ、いっか、何とかなるっしょ。

けーすけとは方向が同じやったから、ここまで一緒に来ててんけど、ここでお別れ。
けーすけは、初めはパルミラに行くってゆってたのに、ハマに戻ることにしたらしい。
俺が、パルミラは観光地化されまくってて、ハマはすごい良かったってゆったからやろか。
一応、どう感じるかはその人次第やでってゆっといたけど、良い選択やったてことになってくれたらいいね。
そして、日程的にまたダマスカスで会うかもってゆう話をして、けーすけと別れた。

バスターミナルを出ると、例の如くタクの客引きに捕まる。
クラック・デ・シュバリエに行きたいってゆうと、ミクロバスターミナルまで50SPやとゆう。
ターミナルまで4kmってゆーから、50SPもかかるわけはなかってんけど、いくら交渉しても50SPは譲れんってゆうし、ここがどこなんか全然分からんし、セルビス探してもどこ行きに乗ればいいんかよく分からんし、早く行かなクラック・デ・シュバリエ行きのセルビスは無くなるみたいやし、めんどくさいからタクに乗ることにした。
ミクロバスターミナルに着いた時のメーターは、案の定22SPやった、、、今更文句ゆうのも面倒やから、まーいいけどね。

で、早速クラック・デ・シュバリエ行きのセルビスに乗り込む。
しまった!!このバスターミナルで、カバン預けれるんやった!!
慌てて降りると、カバンを預けに行った。
で、ダッシュで戻ってんけど、そのセルビスはもう行ってまってた、あーあ・・・。
でも、次のセルビスが15分待ちくらいで出発したんで、結果おーらい。

ホムスから45分くらいでクラック・デ・シュバリエに到着、思ったより遠かった。
陸の孤島なんかと思ってたら、城下町ちっくに周りに家があった、ふーん。

中は、思ったより広かった。
風があって、上まで上ると気持ち良かった。
室内に入ると、すっげー涼しかったし。
でも、バスターミナルにカバン置いて来ーへんかったら、やばかったねこれは。
まぁ、その時は無理にでも入口で預かってもらったと思うけど。

2時間ほど堪能。
う〜ん、けっこう評判は良いとこやってんけど、正直、俺の中ではそこまでではなかったかな。
建造物的には、サグラダ・ファミリアやアンコール・ワットには劣るし。
そこは比較すべきところではないんかもしれんけど。。。
でも、それなりに来て良かったとは思えた。

帰りのセルビスは、ちょっと下の村まで下りたら捕まり易いらしかってんけど、どこまで下りたらいーかよく分からんかったんで、とりあえず入口のとこで待ってみることにした。
5分ほど待つと、城の中でも見かけた母娘が乗ったセルビスがやって来た。
どーやら、一度出発したものの、人数が少ないと料金が高くなってしまうのが分かったらしく、同乗者を集めるために戻って来たみたい。
で、そこから人集めが始まった、来る人来る人に声掛けたり、行き先を叫んだりして・・・。
でも結局、もう1人しか捕まらんくて、仕方なく1人50SP(通常は25SP)で出発することになった。
ところが、道中どんどん一般客が乗ってきて、結局満席になった。
で、1人25SPになって、良かった良かった。

初めに乗ってた母娘は、ポーランド人てことやった。
でも、シリア人に聞かれた時はオランダ人て答えてた。
ポーランドってゆったら何かマズイんかな?それとも、ポーランドってゆってもシリア人には分かってもらわれへんのかな??
その辺はよく分からんかってんけど、とりあえずすっげー明るい母娘やった。

途中で、高校生カップル?みたいな2人が乗って来た、何か初々しい。(笑)
イスラム教では、結婚するまでHせーへんて聞いたけど、ほんまなんやろか?
最近はそーでもないみたいな話も聞いたけど、どーなんやろ。。。

ホムスへ戻ると、すぐにダマスカス行きのバスに。
bigバスは100SPやったけど、ミニバスは50SP。
ミニバスでも冷房も付いてるし、当然ミニバスで。

ミニバスって、どーやらセルビスのバス版みたいで、途中でどんどんピックアップしていき、最終的には通路まで満員になってまった。
そして、やっぱり値段に反比例して、時間はかかるみたい。
結局、ダマスカスに着いた時には19時になっていた。

宿に荷物を置くと、お金が85SPしかなかったんで、銀行に行く。
両替は既に閉まってたんで、ATMでと思ったら、変なガキが2人ずっとATMの前でたむろっていた。
時々ATM覗き込んでるし、これはまずいなと思って、仕方なく別の銀行に行くことに。
そしたら、おもっきり道に迷った・・・。(T_T)
何となくで歩いとったんが悪かってんけど、いつの間にか間違いに間違いを重ねてまってて、全然違う方向に進んでた。。。
でもそれが功を奏して?思いがけず、新市街をかなり散策できて、それはそれでちょっとおもろかった。
めっちゃ疲れたけど。。。

新市街には、大きな通りに服屋がずらっと並んでた、女物の店ばっかり。
そーゆうとこは、やっぱ万国共通なんやね。
確かに、洋服着てる女の人はめっちゃオシャレやし、黒装束の人でも、あの下はかなりキワドイカッコしてるってゆう噂やし。
店を見てても分かるねんけど、シリアでも都会になるほどふつーの洋服の人が多くなるみたい。
やっぱ、都会に近づくに従って、敬虔な人も減るもんなんかの〜。

それと、途中でずっと気になってた怪しい果物も食べることができた。
でも、食べてみても、これがもうほんまに何か全然分からんくて。
種が実のところ全体にあって、実を食べてもほとんど吐き出さなあかんくて・・・。
味はビワみたいな感じでけっこう美味しかってんけど、ほとんど吐き出すから全然食べた気がせんくて。。。
これを、シリア人は何個も何個も食ってるし。
よく見たら、種ごと飲み込んでるおっさんもおった。
そーゆうもんなん??

やっとのことでお金を補充すると、もう21時を回ってた。
仕方なしに、今日の夜食はジャンクフードで済ますことに。
でも、ケバブって別にジャンクやなかったりする?俺の中ではジャンクやと思ってるねんけど。

いつもどおりフルーツジュースも飲みたかってんけど、昨日の寝床(ルーフドミトリー)が寒くて、お腹の調子があまり良くなかったんで、今日は大事をとってやめとくことに。
でも、明日は飲もっと♪
てことで、3日目終了。
かなりの勢いで移動しまくってるし、ちょっと疲労が溜まってきたぞ。。。


【本日のお宿】  【本日の収支】
 アル・ラビ・ホテル 150SP(ルーフドミトリー)
  ・隣にあるアル・ハラメイン・ホテルとともに有名な安宿、日本人も山ほどおる
  ・ドミはお世辞にもキレイとはゆえない
  ・ロビーは凄い広くてキレイ
  ・情報ノートかなり有り


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