2日目:イスタンブール      ※1$=1567,500 TL ※



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ブルーモスク


  ブルーモスク内部
  



















地下宮殿入口


地下宮殿内部


メドゥーサの首(逆さ)







テオドシウスの城壁


テオドシウスの城壁(裏側)


















イスタンブール大学


ベヤズット・ジャミィ


目が覚めると8時半になっていた。
思ったより長旅の疲れがあったのか、いつの間にか2度寝してしまったらしい。
シャワーを浴び、ホテル付きのえらい質素な朝食を摂るとさっそく街へ出た。
それにしても、あの値段の割にあの食事って明らかにぼったくりやったな。。。。

とりあえずブルーモスクに行ってみる。
昨日夜に来た時とは何か違った感じ、昼に見た方が雄大さが勝って見える。
でも、絨毯屋がからんでくるんは昼も夜も同じ・・・・。

続いて、隣りにあったスルタンアフメット1世廟に寄った後、向かいにあったアヤソフィアへ。
アヤソフィア、とにかくイスラム色が強くて、いかにもトルコって感じが良かった。

その後、ヒッポドローム(公園)を歩いとったら、明らかに後ろから男が2人ついてくる。
ちらっと見たが、どーやら強盗なんかじゃないっぽい。
で、少しすると案の定話しかけてきた。

「チャイでも飲まない?」

俺はまだこの時、トルコ名物チャイってもんを飲んでなかったからちょっと飲みたいかも、とか思ってんけど明らかに怪しいし・・・・。
それに、チェックアウトしにホテルに戻らんとあかんかったからやめといた。
ま、きっとついて行ったら絨毯屋に連れ込まれたんやろーけど。。。。

そして、3本のオベリスクとドイツの泉を見て廻ると一度ホテルへ戻った。


正直、初日の宿でさえ日本から予約入れとくべきかかなり迷った。
日本から予約したらアホほど高いし、ホテルってのは俺の性に合わんし。
でも、アタテュルク空港到着が19時予定で、何かあってそれよりも遅くなったら夜に街に出て宿探しとかはさすがにダルいし、しゃーなしで初日だけは日本からホテルを確保しといた。
でも当然、そのホテルは1日で出る予定にしてた。

そして予定通りチェックアウトすると、予めピックアップしておいたG.H.へと向かった。
そこのG.H.、風呂・トイレは共同やってんけど、俺的にかなり気に入った。
おっちゃんめっちゃいい人やったし、タオルとトイレットペーパー付きやったし。
しかも1泊6$、昨日のホテルの約7分の1!!
そう考えたら昨日のホテルて朝食はめちゃめちゃしょぼかったし、部屋比べても特にきれいやったわけでもないし、確実にぼったくりやな・・・・。
てなわけで、G.H.に大満足な俺は、とっとと荷物を置くと気分良く再び街へと繰り出した。


まず向かったのが、地下宮殿。
もうこれがめちゃめちゃすごかった!!
俺がイスタンブールで唯一すげーーーって思ったとこ。
入り口はただのちっこい建物やのに、中に入るとあらびっくり!!
地下に下るとめちゃめちゃ広い、入り口からは全く想像もつかんような広さやった。
本来は貯水池として作られたらしいねんけど、それが1500年以上も前やってゆうねんから驚きやね。


そして、次に行ったのがトプカプ宮殿。
チケット売り場に行ってみると、すんげー人やって長蛇の列になってた。
一応料金表みたいなんはあってんけど、いっぱいあり過ぎて学生がどれなんか俺には分からんかった。
とりあえず並んでみて、窓口で国際学生証を出してみると「Free」って。

え ! ? Freeってことはもしかしてタダですかぃ ! ?

アヤソフィアがけっこうしたからこっちはもっとするかもとか思っとったのに学生はタダて。
あぁ、国際学生証持って来て良かった〜。(T_T)/

で、まじでタダでいいんやろかとか思いながら入口の方へ行こうとすると、不意に日本語で話し掛けられた。
どっからどー見ても白人の人、でも日本語ペラペラ。
話をしてみると、どーやらその人は島津製作所のイスタンブール支店で通訳をやってるらしい、ちなみに来月から日本に行くとゆう。

何で白人が日本の会社の通訳でこんな所に!?

なんて思いながらもいろいろ情報をもらった、う〜んありがたい。
こーゆう出会いって大切よね。


トプカプ宮殿をさくっと見て廻ると、その後は少し郊外の城壁の方へ行くことにした。
で、トラムに乗ったはいいが、どこで降りるか分からんかって、とりあえず城壁見えたら降りたらいいかと思ってたら乗り越した・・・・。
だって城壁、2つの駅の丁度真ん中にあるねんもん。。。。(T▽T)
てなわけで、次の駅でトラムを降りるとその辺でやってたガラクタ市を見ながら城壁の方へと歩いていった。

城壁に着くと、上に登ってしばらくぼーっと周りに見える街並を眺めてみた。
街中と違って人もまばらでゆったりした時の流れが心地良かった。

ちょっとして、何もないとこやな〜とか思って歩いてたら街中へ戻るドルムシュ(乗り合いバス)があった。
乗っちゃおっかなとも思ってんけど、せっかくこんなとこまで来たのに速攻戻るんは何か味気ないかもな〜とか躊躇しとったら行ってまった・・・・。
ま、そんな急いでもしゃーないしなとか思ってその辺ぶらぶらしてたら丁度いい感じのロカンタがあったからそこで昼飯を食べた。

食べ終わって、これからどーしよっかな〜とか思ってると、ふとオープンカフェでみんなでチャイを飲みながら同じ方向を向いてるのが見えた。
近づいて行って見てみると、みんなが見てるのはテレビで、何とW杯決勝やった!!
そーいえば今日は決勝が行われる日やったんや!!

そして、当然俺もチャイを飲みながらトルコ人に囲まれてテレビにくぎづけになった。
オリバー・・・・、ロナウドーーー、ロナウジ〜〜〜〜〜〜ニョ!!!
まさか、こんなとこで日本でやってるW杯の決勝を見るとはね。。。。

今回、旅に出るにあたって、周囲の視線は必ずしも暖かいもんではなかった。
むしろ冷たかったといってもいいぐらいやった。
そんな視線を振り切って、半ば強引にこんなとこまで来てしまった。
それをこの時、トルコ人に囲まれ日本でやってるW杯決勝を見ながら改めて実感していた。
でも、policemanまで一緒にテレビを見てて、すごい時間の流れが緩やかに思え、異国トルコを全身で感じていた、すごい大切な時を過ごしているとゆう実感があった。
本当に来て良かったと、この時思えた。


無事ブラジルの優勝を見届けると、旧市街に戻り、イスタンブール大学の辺りから→ベヤズット・ジャミィ→古本街→スュレイマニエ・ジャミィ→リュステム・パシャ・ジャミィ→エジプシャン・バザール→イェニ・ジャミィと見て廻った。
さすがの俺でも脚痛くなった、ほんま今日は歩き過ぎやろ。。。。

そして、宿の方に戻ってきた。
すると、とあるバーでおっちゃんらがバックギャモンをしてるのを見つけた。
しばらく見てたら、ちょっとやってみるか?ってゆうてくれた。
全然やり方分からんかってんけど、とりあえず教えてもらいながらやってみた。

トルコではバックギャモンがポピュラーやから、旅に出る前にやり方覚えて行こて思っててんけど、こってり忘れとったんよな。
ほんま覚えていけば良かったわ〜、でも教えてもらったりできたからそれはそれで良かったんかも♪

で、いつの間にか2時間くらいそこで遊んでた。
今日はこの後、トルコ名物ハマム(トルコ式サウナ)に行くことにしとった。
てなわけで、惜しみながらもその辺でおいとまするとハマムへと向かった。
そこのハマムは観光客向けらしかったからめっちゃ客いっぱいおるんかと思ったら全然誰もおらんかった・・・・。

俺はマッサージはいらんかったから断ってんけど、担当してくれたおっちゃんが何回も何やゆうたらマッサージもどうや?てゆうてきた。
で、おっちゃん初めは感じ良かったのにチップ1000,000TLしか出さんてゆうたらあからさまに作業が雑になり出した。

おっちゃん、それはあからさま過ぎるやろ・・・・。

ってくらい。。。。


結果的に、ここのハマムはあんましいいもんじゃなかった、観光客向けやから値段もめっちゃ高かったし。
宿から近いし、観光客向けのとこでいいかて思って行ってんけど、やっぱちょっとくらい遠くても庶民的なとこに行ったほうがよかったかも。
まぁでも、何事も経験か。。。。


ハマムを出ると、夜飯を食べようと思い店に入ったら、いきなり花火が挙がった。
店の人に聞いてみると、どーやらトルコチームが凱旋帰国したらしい。
テレビを見るとその状況が中継されてて、VTRでは飛行機の中の様子まで映して、さらにお疲れのところにインタビューまでしとった、しかも機長まで。
てゆーか、、、、


機長はいらんやろ!?



結局、この日は1時頃まで起きとってんけど、新市街での喧騒は全く収まることはなかった。
トルコ、なかなかに熱い国やで。


(本日の収支)           3日目 につづく    .




スルタンアフメット1世廟


アヤソフィア


 アヤソフィア内部その1
 

アヤソフィア内部その2














トプカプ宮殿送迎門


バーダット・キョシュキュから
見た新市街









































スュレイマニエ・ジャミィ

イェニ・ジャミィ

イェニ・ジャミィ内部

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