4日目:序章



その時、俺はバスの添乗員のにーちゃんと話をしていた。

俺の1ヶ月の稼ぎは約1000$。

そのにーちゃんは約150$。

俺は、物価が違うから結局一緒くらいやん、てゆった。

とゆうか、そうゆう風にしか俺には考えることができんかった。

が、にーちゃんの答えは全く思いもつかんもんやった。


そうや、確かにそうや・・・・。


俺の心に衝撃が走った。

にーちゃんは何気なく一言つぶやいただけやった。

が、俺はその何気ない一言を聞けただけで、
ただそれだけで、この旅に来た価値があったと思った。。。。



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