2006/10/4

5日目:ディジョン


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7時起床、久しぶりにぐっすり寝た。
昨日とはうって変わって、今日はめっちゃ天気も良い。
すんげー晴れてるし、フランス来て1番の天気、レマン湖の波も穏やかやし。
これが昨日やったら、もっと良かってんけどな〜。
アナの体調も、幾分は良くなってるみたい。

シャワーを浴びて、朝食へ。
パンとコーヒーとオレンジジュース、これで6ユーロか・・・。
でも、パンは美味しかったし、コーヒーもコポコポ入れてくれたし、マダムも良い人やし良しとしよう!

朝食を食べた後、ちょっと湖の方へ。
やっぱり水もキレイで、湖底もはっきり見える。
昨日の大雨がなかったら、もっとキレイな水やったんやろーな。
さすが、ミネラルウォーターが湧き出るとこやよ。

あー、今日はほんとに天気がいい。
こーゆうのをもっとゆっくり楽しみたかってんけどね〜。
でも、まぁ仕方がない、きっとそーゆう運命なんやろう。
気を取り直して、次の街へ行きまっしょい。


9時エヴィアン発、11時40分ディジョン着。
今日もリヨンで乗り換え。
乗り換えの時間が12分しかないねんけど、だいじょぶかな?
まぁ、乗り換えれんかったらそん時はそん時やし、何とかなるさ、ケセラセラ〜。

そして、リヨン到着。
予定より5分ほど早い、おー良かった、これで余裕を持って乗り換えができる。
で、時刻表を確認すると、乗り換える電車のホームが表示されてない。
その代わりに、30分何とかってゆう文字が・・・。
まさか、乗り換える電車の方が遅れてる!?
ホームにいたオリーブ(※)に聞いてみると、やっぱり乗り換える電車が遅れてるらしかった。
おーっと、、、まさかこっちが遅れるってのは予想外やったね。。。

(※)ホームには男と女の駅員が2人いて、男の方は小心者にしたポパイって感じがぴったりやって♪じゃあ、女の人はオリーブやなってことで。(笑) ちなみに、その後ホームに到着した電車からはプルートそっくりの車掌が降りてきた。。。(爆)

ま、仕方がないっしょってことで乗り換えの電車を待つも、30分が40分になり、40分が50分になり、結局1時間遅れくらいでディジョン行きの電車は発車した。
フランスの電車はけっこう時間に正確やねんな〜、て今まで思っててんけど、やっぱり遅れたか。
まぁ、ヨーロッパじゃよくあることやし、日本がある意味おかしいだけやしね。

1時間45分ほどでディジョン到着。
駅前に出ると、何か今までの街とは違う感じがビビッときた!
何かみんな、ギラギラしてるぞ。
今までのフランスの街にはなかった、ちょっぴり危険な香りがほのかにしてるよーな気がした。

宿をとって、メインストリート(リベルテ通り)に行くと、やっぱりギラギラしたやつがいっぱい。
それに、個性的なメイクをした女のコがいっぱい。
アイシャドウの使い方、間違ってね??
コレクションのモデルのメイクを街中でしても、ヘビメタに見えるだけやよ?
典型的な、ちょっと間違った田舎街って感じ。。。
何となく、神戸に似てる・・・。(笑)
でも、街の感じ的には、小さい名古屋って感じやろか?
そんなことを思いながら、街中をぶらぶら歩く。
とりあえず、小腹を満たすために市場へ行くも、閉まってた。。。
しばらく開いてない感じがしてんけど、朝行ったら開いてんのかな?
それとも、工事してるとことかもあったし、改装中??

この街に来た目的は、ブルゴーニュ地方名物の「エスカルゴ」と「牛肉の赤ワイン煮」を食べるため。
なもんで、美味しそうな店を探して、しばらく徘徊。
が、全然店が開いてない。。。
昼飯食べてないし、お腹減ってんけどな〜。

メインストリートから少し離れると、途端にギラギラした感じは全く無くなった、今までの街と同じよーな感じ。
バスから手を振ってきた黒人の女のコに手を振り返すと、投げキッスをしてくれたし。(笑)
おもしろい街やな〜。

しばらく歩いていると、また雨が降ってきた。
朝、エヴィアンはめっちゃ晴れてたのに・・・。
でも、しばらくしたらすぐ止んだりするし、ほんとフランスのこの時期の天気って変わり易いねんな〜。
みんな、そんなのには慣れっこみたいで、ほとんど傘も差してへんし。
みんな、ふつーに雨に打たれて歩いてるし。
この時期にフランスに来るなら、常に傘を持ち歩くか、フード付きの服を着たらいいかもね。

そして、ひたすら良さ気な店を探して歩く。
が、全然店は開いてない。
やっぱ、オフシーズンやからか!?
すると、駅前でファミレスみたいな店が開いているのをようやく発見。
アナと課長はもう空腹の限界が来てたらしく、妥協する気満々やってんけど、俺はこんなファミレスちっくな店でエスカルゴと赤ワイン煮を食べたとしても、本物のブルゴーニュの味を食べたとは思えそうになくて、むしろ思い違いをして帰るような気がしまくったんで、2人を諭した。
そして、またしばらく徘徊。
すると、どーやら店は閉まってるんやなくて、軒並み19時〜オープンするんやってことが分かってきた。
19時に近づくに従って、店を探す人も増えてきたし。

ここで、1軒のマスタード屋を発見。
ブルゴーニュ地方は、マスタードも有名らしく、美味しそうやったんで、せっかくやし1瓶購入。
美味しかったらいいんやけどな〜。
と、その店の中に、白い粒が皿に盛ってあるのを発見。
店のおばちゃんに聞いたら、食べていいよってことやったんで、1粒口の中へ。
うぉーーーーーーーー、何やこれは!?
臭いよーな、苦いよーな、何か強烈な味がする。。。
食べる前に、芳香剤みたいやな〜ってゆーとってんけど、食べてみてもほんまに芳香剤みたいやったし。
そか、これが歩○方にも書いてあった、アニス入りボンボンってやつか。
おみやげに最適とかって書いてたけど、これは明らかに日本人の口には合わんのでは・・・。
ちなみに、中心にアニスってゆうゴマみたいな粒があってんけど、アニスって何じゃらほい!?
何なんやろうと思って噛んでみたら、しばらく後味が口の中に残って、若干気持ち悪かったんですけど・・・。

その後、エスカルゴと赤ワイン煮がある良さ気な店を何軒かピックアップすると、19時までまだ少し時間があったんで、ちょっと公衆トイレへ。
そこのトイレは個室トイレ(障害者用トイレみたいな感じ)で、人が中へ入って、用を足して、外に出ると、鍵が掛かって自動で洗浄が始まる、ってゆう自動洗浄のトイレやった。
洗浄中は中に入れず、洗浄が終わるのを待って、次の人がまた中に入る・・・。
って、何でそんなめんどくさいことせなあかんね〜〜〜ん!!
部屋中洗浄してるわけやないし、便器の洗浄だけやのにめっちゃ時間かかってるし、前で待ってるフランス人が「俺はもう限界なんだ、早くしてくれよーーー」って感じで、泣きそうになりながら立ってるやん!(笑)

そして19時、ピックアップしてた店に行った。
何十軒も見て選んだのは、粋なオヤジの顔が看板になっている、何となく良さ気な感じの店、ほんま何となくやけど。。。(笑)
でも、30分もしたら満席になってたんで、けっこうgood choiceやったんじゃね?

まずは、食前酒にキール。
ブルゴーニュ地方はカシスも名産らしかったんで、迷わずこれに。
後から来た老夫婦も頼んでたし、幸先は良い感じ♪
が、これがアルコールがキツくて、酒の弱い俺と課長はあっさりと軽くダウン・・・。
カシスリキュールに白ワインってゆう、酒&酒のカクテルやからね。
俺はしばらくしたら復活してんけど、課長は最後までこれがかなり効いてたみたいやった。(笑)

で、前菜はお待ちかねのエスカルゴッツ!
食べた感想は、正直、、、へぇ〜って感じ。
何となく、見た目は貝みたいやってんけど、オリーブ油と香草の味付けが強過ぎて。。。
どこで食べてもこんな感じなんやとは思うねんけど、ちょっと期待しすぎた感はあったかな〜。
ここの店では、カタツムリの殻に入ってではなくて、たこ焼き器みたいな丸い穴の開いた皿に入って出てきたってのもあったし(それが一般的なんかもしれんけど、やっぱ殻に入って出てきて欲しいやん?)。
やっぱり、過度な期待はあかんね。

で、メインが牛肉の赤ワイン煮。
赤ワインがすっげーキツくて、ちょっと肉が硬かったけど、こっちは想像してた感じで、ふつーに美味しかった。
この料理には、パスタが付くのが定番なんかな?

で、デザートにチョコレートとマロンのムース。
これが、濃厚すぎて、小さじ2杯くらいしか食べれんかった。。。
店員のおねーちゃんから、「not good?」って聞かれた時には、返答に困ってまったよ。
不味いってわけではないねんけどね〜。
それにしても、この店員のおねーちゃんはすっげー勢いのあるコやった。
何か文句あんの!?的なオーラを最大限に醸し出してて、、、あれは完全にドSに違いないね。
ドMなアナはほんまタジタジやった、俺は案外嫌いじゃなかったけど♪(笑)

で、コーヒーを飲んで、ごちそうさま。
ほんと、今日は1日中よく歩いたよ。。。
でも、ディジョンに来た目的はばっちり達成できたんで、満足満足♪
さ、宿に帰って爆睡しよ。


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