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トルコ、ギリシアで、俺が来年就職するであろう会社の名を1度ずつ見た。大学の専攻とは全く違う分野に進む俺。周りからは、「何で?もったいないやん」なんてことをよくゆわれるが、俺としてはそんな気持ちは毛頭ない。世間の学歴社会の波にのまれ、当時何の将来像も描けなかった俺は、情けなくもただ何となくで(もちろん興味てのはあったわけやねんけど)、学部なんかは決めてしまった。大学自体は行きたいとこがあってんけど(まあ1浪までしたわけやし)。てなわけで、もったいないとかゆう気持ちは、俺の中にはこれっぽっちもない。実際、今までに大学の3年間に学んだことで、俺の頭の中に残っているもんは何一つないとゆってもいいくらいやし。色んな意味で、無駄な3年間やったかもしれん。
で、何故かこんなやつを採用してくれる奇特なとこがあって、見事来年には就職することになったわけやねんけど、その就職するとこは確かに今一番興味があって、やりたいかなと思える仕事ができるとこではある。それは間違いない。でも、本当に心の底から、どーしてもそれがやりたいんかて聞かれると、即答はできんかもてのが事実。世間にも、本当に心の底からやりたいことがある、なんて即答できる奴は、正味な話そんなにはおらんのやないかと思う。だからって、俺に労働意欲がないってわけやーない。むしろ、働く気は人よりもあるんやないやろか、かなり。社会において、責任を背負って生きるとゆうのは悪くない。もちろん、それはめちゃめちゃ大変なことやってのは、バカな頭なりに分かってるつもりで。
でも、理想の将来像なんかを描いたところで、将来どうなってるかなんて誰にも分からへん。例えば10年後、バリバリ働いてるか、自分のやりたいことを他に見つけて違う会社に移ってるか、もしくは容赦なくリストラにあってるか・・・・。結局、そんなことはその時になってみんと誰にも分からへん。だからって、全く将来像を描かへん、てのもまた逆に問題になってくるんかもしれんけど。将来像ってのがなかったら、何をするにもモチベーション的にやる気や意欲が沸いてけーへんし、だんだんと自分の存在すら形のないもんになっていってしまう。。。。
なーんて、わけの分からんことを長々と書いてきたけど、結局、俺がここでゆいたかったことは、俺がトルコやギリシアで、来年就職するであろう会社の名前を見たことによって、もしかしたら将来こんな所に飛ばされてる可能性もあるんか・・・・、て感じたてこと。
こんなところまで読んでくださった方がおられたら、どーもありがとう。
この記録は、俺が旅中に感じた事を純粋にありのまま書き記したもんであって、文中醜悪な表現が多々あったかと思われる。が、そこに悪気があったてわけではきっとないはずなんで(一部おもっきりそーゆうとこもあったかもしれんけど)、その辺はどーかご理解いただけるとありがたい。
それと一言、だからこそ俺は未来に繋がる“今”を大切にして生きていきたい、と思っているということを付け加えておきたい。
by あつ      
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