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エイルディル湖


イェシル島のパレード
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AM5:00、予定より1時間遅れでエイルディルに到着した。
こうゆう時だけは、1時間も遅れてくれるのはありがたい。
当然の事ながら辺りはまだ真っ暗やったが、仕事熱心な?タクの運ちゃんがペンションまでタダで運んであげるてゆってきた。
が、今から行くと色々とめんどいことになりそうな気がして、当初の予定通りオトガルで仮眠することにした。
辺りは真っ暗ながらも、そののどかな雰囲気に俺のファーストインプレッションはすこぶる良かった。
そもそも、予定ではカッパドキアの次は、南下し地中海沿岸の方に行く予定やった。
が、予想以上に暑く、これ以上日焼けするのはどーかと思った。
それに、地中海沿岸はリゾート地やし。
カッパドキアがあまりにも観光地化されていたことに嫌気がさした俺は、次は観光地化されてない所に行こうと思い、次の目的地をここエイルディルに決めた。
そして7時過ぎ、人々が活動し始め、オトガルにも人の気配がするようになると、俺は居場所を失くすかのように外へ出た。
とりあえず、街全体を見渡せるという城壁に上ってみようと思った。
なるほど、ここに上ると小さなエイルディルの街の全貌が確かに見渡せる。
それと同時に、周りを囲むエイルディル湖、その後方を取り囲む雄大な山々が見渡せ、俺はここに来たことが間違いでなかったことを確信した。
その後、土曜は開いてないっぽいinfomationに一応行ってみた。
そしたらふつーに開いてた・・・・、やっぱ観光シーズンやからやろか。
そして、街には軍服を着たにーちゃんがたむろしていた。
エイルディルの街の周りには軍事施設が多いらしく、今日は土曜日できっと休日なんやろう。
チャイを飲んだり、みんな思い思いに過ごしてたけど、一番人気はどーやら電話みたいやった。
11時過ぎにペンションに行った。
値段を聞くと、
いくら払いたい?って。
いやいや、そんなん分からんがな。。。。
結局、dinner、breakfast付きで12$てことになって、ちょっと悩んでんけど、まぁいっかてことでOKした。
あ・・・・、でも明日朝出発早いからbreakfast食べれんねや、しまった〜breakfast抜きで10$てゆえばよかった。。。。
ま、2$はこの景色分やと思ったらえーか、その価値は充分あるし。
テラスでチャイをもらいながら、初めて 情報ノート なるものを見してもらった。
それを見て、すげー多くの日本人がこんな小さな街にやって来てるのにはびっくりした。
しかも、この宿以外に泊まった人やっていっぱいおるやろうし。
ノートにはみんな、いいことばっかしか書いてなくて、やっぱりこの街はすごくいいとこらしかった。
外へ出ると、イェシル島を散歩してみることにした。
この島は昔は離れ小島やったらしい。
そこで、何かよく分からんかってんけど、パレードのようなもんを見た。
一番前の車に全身着飾った男のコが乗ってて、その後ろから白い布をつけた車が50台くらいクラクションをド派手に鳴らしながら追走してってた。
よく分からんかってんけど、伝統的な誕生祝いか何かやったんやろか。
そのまま、どっかで何か食べよかとか思ってぶらぶらしとったら、サンドウィッチ屋のにーちゃんに声をかけられた。
行ってみると、エイルディル名産?の魚サンドがあった。
ほんまは3000TLやねんけど2000TLにしたるわとかゆわれてんけど、あの感じからすると初めからきっと2000TLっぽかったような・・・・。
でも、そのにーちゃんめっちゃいいやつで、チャイおごってくれたり、隣の店から薔薇のジャム持ってきて匂い嗅がせてくれたり、ペットボトルの水満タンにしてくれたり。
水はたぶん水道水やったんやろけど、ここの水やったら大丈夫っしょ、湖の水めっちゃきれいやし♪
でも、それでお腹痛くなったらアホやな。。。。
まぁ、でもそれは気持ちの問題っしょ、いけると思ったらいける、痛くなると思ったら痛くなるもんよ。(笑)
飯を食ってまたぶらぶらしとったら、オトガルの近くでおっちゃんがバックギャモンやってるんを発見。
しばらく見とってんけど、おっちゃんらめちゃめちゃ速い。
俺が考える暇もなくどんどんどんどん進めてく、しかもめっちゃうまいし。
で、30分ほどで終了、そしたらなぜかおっちゃんがチャイをおごってくれた、ありがとう♪
どーやらおっちゃんらはタクの運ちゃんらしかった。
けど、こんなちっちゃい街でタクなんか乗るやつおるんやろか?とか思ってたら、一人のおっちゃんが仕事に出かけて行った。
一人残ったおっちゃんに俺もやりたいってゆったら、違うおっちゃんが現れて勝負するかてことになった。
いざ、尋常に勝負!!
どーやらこのおっちゃんもまだまだ初心者らしく、見事5−2で勝利!!
W杯では日本はトルコに負けてまったけど、その借りはきっちり返しといたぞ!!(爆)
場がおひらきになると、明日のバスのチケットを取りに行った。
バックギャモンの勝負をしたおっちゃんには明日また勝負やてゆわれたり、宿のにーちゃんにももう1泊せーへん?とかゆわれたり、ほんまのどかな街で優しい人多いし、もっとおりたいって気にめっちゃなってくる。
でも、今回の旅は日本を忘れる為に来た旅やない、心を癒す為に出た旅でもない。
もちろん、1つの街に長期滞在することによって得ることは多くあるやろう。
1日なんかでは分からんことの方が多いかもしれん。
でも、俺はできるだけ多くの街を見て、多くの人と接し、多くの経験をして、視野を広げたい。
1日で移動するなんてもったいないことかもしれんけど、時間を考えると、それも致し方ない。
もっと長い期間取れればいいんやけど、そんな無理もできんし。
そんなこんなで、決心が鈍る前にチケットを取ってまうことにした。
5時半になってやっと日が傾いてきたから、湖に行って一泳ぎすることに。
エイルディル湖の水はめちゃめちゃキレイ!!底なんかもはっきり見えるし!!
でも、水面にめちゃめちゃ虫が浮いてる、もう辺り一面・・・・。
ちょっとエグかってんけど、澄み切った水と素晴らしい景色を見てたらそんなもんは目に入らんとゆうことにして。(笑)
けっこう泳いだ後休憩してると、近くで泳いでたトルコ人がスイカをくれた。
実は、街中でスイカが山積みになって売られてて、1コ買って食べよかなとか思っててんけど、さすがに一人で1玉食べたら下痢なるかと思ってやめといてたとこやった。
でも、めっちゃ食べたかったからラッキー♪
トルコのスイカて、日本のと見た目は全然変わらんねんけど、甘くてめちゃめちゃうまい。
この時も、ぬるかってんけど、めちゃめちゃ甘くておいしかった。
エイルディル最高やね、南のリゾート地に行かんでほんま良かった〜。
1時間ほど泳いで帰ってくると、シャワーを浴び、夕食をもらいにテラスに行った。
すると、人がいっぱいおった。
おぉ、このペンション流行ってんねんな〜。
そん中におったフランス人の女のコ(中学生くらい?)がhalloて声かけてくれて、めっちゃかわいかった♪
夕食の前にチャイをもらった。
ムスタファー(宿のにーちゃん)の説明によると、トルコのチャイは日本の「粗茶でございます」と同じようなものらしく、タダで振る舞うんがふつーなんやと。
それにしても、今日だけで4杯もタダでチャイいただいちゃったよ。
しばらくして、待ってましたの夕食タイム。
ここの夕食には、目の前の湖で獲れた魚の料理が出てくるはずやからめっちゃ楽しみにしとった。
で、今日の料理は魚を丸揚げにしたやつやった。
やや薄味で、トルコの濃い味にちょっとまいってた俺にはもう最高やった!!
でも、ナイフとフォークで魚を食べるんは初めてで、食べるという行為に少し疲れてまった。
でも、味はそれはそれは格別やった♪
テラスから見える夜景を見ながら、ほんまキレイな所やな〜て思った。
これからまだまだ色んなとこに行く予定やけど、もう今の時点でトルコのNo.1っすわ!!
食べてる途中、天気予報やっててんけど、地中海沿岸の街35℃とか38℃とかやった・・・・。
エイルディルを選んでほんま良かった。
でも、それでも俺すっげー焼けてる、このままいったら黒人になれるかも。。。。
てなわけで、食事を済ますと部屋に戻り今日は早く寝る。
明日朝早く起きて湖岸を散歩しよーかな、とか思うんで。
とにかく、ここエイルディルはほんまいいとこ、来て良かった〜。
でも、明日離れなあかんと思うとちょっとブルーやな。。。。
(本日の収支) 9日目 につづく .
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城壁


エイルディル湖畔
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